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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~『斬る』市川雷蔵の「宿命」、あまりに凄いヴィスコンティ『山猫』。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



市川雷蔵

『斬る』。何度目の鑑賞だろう、やっぱりいいなあ。
この雷蔵は一本気な男で、眠狂四郎の妖しさとは違う。
しかし異形の構えの妖剣を駆使し、誰もそれを破ることができない。
「異形の構えの妖剣」なんて、雷蔵じゃないと説得力も魅力もないんです。
そして三隈研次監督の創造する映像は随所で「宿命」を感じさせる迫力。
「宿命」を感じさせられる俳優も、市川雷蔵をおいて他にいない。
雷蔵は力むことなく、肩の力を抜いていてもわたちたちはその存在そのものも、その表情も「宿命」を感じさせる。
演技力、それを超えるオーラ、人間としての存在…。

ああ、しかしさらにまたわたしはルキノ・ヴィスコンティ監督の『山猫』を観たのであるが、もう降参します、お手上げですの凄まじさ。
昨今の多くの映画は(映画と言えるのか?)とまたぞろ疑問を感じるくらいのとてつもない『山猫』。



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タグ:アート 映画
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