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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)の日々~なかなかよかった『パリのどこかで、あなたと』を味わいながら考えたこと。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。



『パリのどこかで、あなたと』というフランス映画を観た。
セドリック・クラピッシュ監督だ。
セドリック・クラピッシュの『スパニッシュ・アパートメント』はとても人気の高い作品だけど、主演のロマン・デュリスが泣きながら通りを歩くシーンなどいささか(うぐぐ)という要素もあり、フランス人の友人フェノン(仮名)の奥方のニュージーランド人は蛇蝎のごとく嫌っていた、同作品とロマン・デュリスを。
わたしはそんなに嫌いじゃないけどね。
つーか、映画によっては好き。

『パリのどこかで、あなたと』はパリで暮らす男女二人。
二人とも心に大きなトラウマを持ち、精神分析に通っている。
二人は近くに住んでいる。
しかし二人はなかなか出会わない。
時に道を歩いている時も近くになるけれど、なかなか出会わない。
「なかなか出会わない男女」を並列的に描く映画も珍しい。
けれどこの『パリのどこかで、あなたと』、最近のフランス映画、そしてクラピッシュ作品の中でもとても気持ちよく観られた。
ただ鑑賞しつついろいろと思うところはありましたね、フランス映画に関して。



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(。・_・。)2k

出会わないって斬新ですね
出会ってから物語が進むはずなのに
引っ張る訳ですね
ちょっと興味持つ映画ですね

by (。・_・。)2k (2022-04-24 02:02) 

hana2022

すれ違う男女の映画と言えば「君の名は」、ヴィヴィアン・リーと、ロバート・テイラーの「哀愁」。制作後の10年あまり後、戦後になってから映画館で母は観たと話しておりました。
同じような時期、ラジオドラマで放送されたのが「君の名は」。
岸恵子と佐田啓二の主演作品も大ヒットをしたとの事。
しかし今や「君の名は」のタイトルを言ったら、新海誠監督のアニメーション映画の方を指すようです。

by hana2022 (2022-04-25 13:47) 

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