SSブログ

●末尾ルコ かつて語った「糸電話」その6 [「言葉」による革命]

まあそれはさて置き、生まれた時から携帯が普通に存在している年代の人たちには理解できないだろうが、「声をやり取り」する通信手段が固定電話しかなかった時代、好きな女の子、あるいは親しい友人と、「秘密裏にプライベートな会話をする」ことは甘美な夢の一種だった。
その役割として糸電話が不十分である事実は子どものわたしにもすぐに理解でき、(これ、欲しいな!)と心底憧れたのが「トランシーバー」である。
もちろん市販のトランシーバーがどのくらいの機能を持っていたのかは知る由もなかったが、イメージとしては、「相手も自分も自宅にいても、通信できる」であり、「作戦行動(笑)にも使える」でもあった。

タグ:アート
nice!(8)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 8

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。