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●「母連れ狼」末尾ルコ(アルベール)、うたちゃん(母)との日々~『沈黙の官能』からフェリーニの『道』へ。 [「言葉」による革命]


わたしはアートでロックでハードボイルドでポップでジェントルな末尾ルコと名乗り、しかし地元ではふつうアルベールなのですが、「初恋のヒヨコ」でもあります。原則いつも母(うたちゃん)と行動を共にし、車いすを押しておるそのイメージから「母連れ狼」とも名乗ります。
そう、最高の介護を超えるべく。

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★映画は最高の「会話」の題材となる。
そして人間、「会話ある人生」と「会話無い人生」とはまったく違う。
 
このテーマ、わたしの宿願と言っていいですが、深め、広げ、各方面にアピールしていきます。

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しかし『フェラモンティ家の遺産』がどうして『沈黙の官能』になったんだ。
日本の映画界で『沈黙の~』と来たらスティーヴン・セガールの映画を思い出すのがふつうである。
ドミニク・サンダとアンソニー・クインが出演している『フェラモンティ家の遺産』に『沈黙の官能』とは。
せめてその映画に『沈黙の官能』的雰囲気がいくばくかあればまだしも、鑑賞してもどこにも『沈黙の官能』的雰囲気なんぞ微塵もないぞ。

ところでアンソニー・クインと言えば、フェデリコ・フェリーニ監督による世紀の傑作『道』のザンパーノである。
そして『道』、ジェルソミーナがフェリーニの妻であるジュリエッタ・マシーナ。
(魂を掻き乱される)とはこの作品のことで、「映画ファン」を自認している人であれば年齢を問わず、早めに鑑賞していくべきだろう。

そしてドミニク・サンダと言えば、加藤和彦も歌詞の中に書き込んでいるくらい日本でも、特に欧州文化に興味ある人中心に高い知名度を誇っていた。

あ、でもフェリーニの『道』、格別映画ファンでない人たちにもぜひ観てほしい。

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『アデルの恋の物語』の名台詞

「若い娘が海を越え、旧世界から新世界へ行く冒険、私はそれをする」


『バベットの晩餐会』の名台詞

「芸術家は貧しくならないんです」



眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞

「それはそれ 恋は恋」



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コメント 4

lequiche

フェリーニの《道》は古今の映画作品の中での
最高傑作だと思います。これは動かないですね。
by lequiche (2023-03-06 01:52) 

hana2023

アンソニー・クインと言えば、やはりフェデリコ・フェリーニ監督による「道」で演じたザンパーノ役が真っ先に思い出されます。
人は誰もが、同じ日々が続いていくものと、自分に都合の良いように考えるものです。
失ってみて、自分にとってかけがえのないものであった事に気づく。
フェリーニの妻であるジュリエッタ・マシーナの一見子供のような無垢な表情やちょこまかとした動き、その心の奥底にザンパーノに対する思いがあると言うのに、人間として1対1で接する事が出来ないまま別れる。ニーノ・ロータの音楽も効果的でした。
by hana2023 (2023-03-06 15:21) 

ゆうみ

眠狂四郎(市川雷蔵)の名台詞
「それはそれ 恋は恋」
これは 末裔まで続く名台詞ですね
by ゆうみ (2023-03-06 19:19) 

(。・_・。)2k

若い娘・・・の これから新世界がやってくる
その備えをしなくてはと毎日 見て思うんですよねぇ

by (。・_・。)2k (2023-03-06 22:25) 

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