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『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』 ブログトップ
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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その86。プチ土佐弁講座付。2016年1月16日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その86。プチ土佐弁講座付。

「のう、ぼくよ。なかなかえいもんいっぱい買うちゅうねえ~」
A MAXの買い物かごに「ライダースナック」をてんこ盛りにしているジャリにいきなり話しかけるはちきん。
しかしジャリは返事しない。
(ぐわっ!このガキ、スルーかや?)
へんしも怒りがさく裂しそうになったはちきんだが、
(おっと、いかんいかん、相手はジャリじゃか!ここはセクシーな大人の女として手本を見せな・・・)
「のう、ぼく、ぼく!そのライダースナックち、どんながでえ??」
やや声のトーンを上げて尋ねたはちきんに対してジャリは、
「ああ?おばちゃん、誰??」

・・・・・・

何かよくあるパターンのような気もするが、いかにパターンであっても言われた方には衝撃の言葉。
しかもはちきんは20代前半なのである。

どうなるはちきん?
どう出るはちきん??

※この小説は(もちろん)フィクションです。

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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その85。プチ土佐弁講座付。2016年1月13日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その85。プチ土佐弁講座付。

『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その85。プチ土佐弁講座付。

高知市のA MAXで「ライダースナック」を買い物かごにてんこ盛りにしているジャリはいがぐり頭だった。
さらに鼻孔から軽く鼻水を垂らしていた。
口の両端にはスナック類の粉のようなものが付着している。
(こ、このガキ・・・)
20代前半のはちきんにとってそのジャリは不思議な新鮮さと既視感に満ちた存在に見えた。
はちきん率いるはちきんキッズの中にも鼻水を垂らしているメンバーがいないではない。
しかし目の前のジャリほどにキャラクターが立っている人間はいないのだ。
「こ、このガキャあ・・・。存外やるやいか・・・」


※この小説は(もちろん)フィクションです。

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[ダイヤ]「言葉」による革命・「美」による革命[ダイヤ]  「末尾ルコ 革命広場」/「末尾ルコ 会話芸術」高知(土佐)薊野より全国、世界へ 『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その140。プチ土佐弁講座付。2016年1月11日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その140。プチ土佐弁講座付。

「びっくりポンやああ!!」

と、はちきんが繰り返していた。
それをわたしは目撃したのである。
いったい何故、はちきんが「あさが来た」の波瑠のごと「びっくりポンやあ!!」などとのたまっておるのか?
わたしは軽い眩暈を感じながらなお気持ちを鼓舞しつつ、はちきん基地の観察を続けた。

「びっくりポンやああああ!!!」
そこへセコイアを食べながらはちきんキッズ(人数はいまだ把握できていない)がのこのこ現れた。
「おやび~ん、何してんのう?」
「おお、キッズよ。何か最近波瑠ゆう女が人気らしゅうてのう」
「貼るって、サロンパスう?」
「そうそう!ペタッと貼ったら、くっちゃいくっちゃい!アホウ!!」


※この小説は(もちろん)フィクションです。

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高知を「日本史上初の自由・知性・美の革命運動の地」とする。
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高知で暮らせば「世界最高の日本語」を身に付けることができるという認識を日本国内、そして海外に広める。

高知は「日本史の流れを変えた革命の地」として歴史に残り、住民は誇りを持って暮らし、他地域から訪れる人、移住する人も絶えることがない。

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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その84。プチ土佐弁講座付。2016年1月10日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その84。プチ土佐弁講座付。


小学低学年らしきジャリが持つ買い物かごの中の「ライダースナック」と派手なデザインで大書されたそれぞれの袋にどこかで見たようなキャラクターが載っているではないか。
しかしそれははちきんにとって、見たようで見たことない、見たことないようで、見たことある・・・そんな感覚のキャラクターだった。
全体に緑色。
でっかい垂れ目。
前歯はギザギザと牙のようになっている。
(むむむ。むむむむむ???)
はちきんはここで初めてジャリの顔を見た。
(むああ!何じゃ、このガキの顔は!!??)

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「言葉」による革命・「美」による革命  「末尾ルコ 革命広場」/「末尾ルコ 会話芸術」高知(土佐)薊野より全国、世界へ 『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その138。プチ土佐弁講座付。2016年1月8日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その138。プチ土佐弁講座付。

そしてこれも2015年年末のある日。
午前9時前のことだった。
高知市内のある24時間営業のスーパー。
わたしはまたもや、はちきんとはちきんキッズを目撃した!
「ええか、キッズよ!」
はちきんは言う。
「は~~い!」
はちきんキッズは応える。
「おやびんはのう、このスーパーでは顔パスぜよ!」
「やったあ!顔パスじゃ、顔パスじゃ!キャッキャッキャッ♪」
と無邪気に過ぎるはちきんキッズ。
「ほんなら、入るぜよ!」
「おお!!」
と揃って入店したはいいが、はちきんキッズたちがおもむろにキャラメルやビスコの箱を開けて食べ始めたのだ。
「美味しいねえ、美味しいねえ!キャッキャッキャッ!」

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[ダイヤ]「言葉」による革命・「美」による革命[ダイヤ]  「末尾ルコ 革命広場」/「末尾ルコ 会話芸術」高知(土佐)薊野より全国、世界へ 『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その137。プチ土佐弁講座付。2016年1月7日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その137。プチ土佐弁講座付。

吹きすさべ、寒風よ!
唸れ、北方からの凄風よ!!


はちきんが唱えたかどうか定かではないが、それだけの勢いは誰もが感じただろう。
2015年年末のこと、
はちきんは高知市久万川近くにあるスーパーの側ではちきんキッズを引き連れて、

「はちきん年末大売出し」なるイベントを展開していた。

「ぬおおおおお!いくぜよ、キッズ!!ええかや!!!」
「はああ~~~~い!」
「おっしゃあ!まずはシュプレヒコールからや!はちきんキッズで!」
「キズー!!!!」
「もういっぺん!はちきんキッズで」
「キズー!!!!!!!」

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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その83。プチ土佐弁講座付。ライダースナック、高知のA MAX。2016年1月7日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その83。プチ土佐弁講座付。ライダースナック、高知のA MAX。

はちきんは動揺した。
早くレジを済まそうとして策を講じたところが裏目に出て他の客にどんどん先を越されている。
それだけではなく、自分が敢えて列を変えたその直前に小学低学年らしきジャリが滑り込み、しかもその買い物かごにはライダースナックがてんこ盛りであること。
(なにしゆがな、このガキは!あていが先に並ぼうとしたがやんか!けんど何やあれ?ライダースナックち??)

ライダースナック。
小さな袋。
スナックといっても、飲んだり騒いだり、カラオケしたりする場所ではなさそうだ。
菓子類であることには間違いない。
スーパーやコンビニで売っている菓子類には詳しいはちきんだが、「ライダースナック」なるものを見た記憶はない。
その時だった!
(おりょりょ??!!)

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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その82。プチ土佐弁講座付。2016年1月4日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

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(お~の、せっかく少ない列に並んだに)
と周囲の列を眺めているとどんどんレジが終わり、何とはちきんより後に並んだ人たちもレジに近づいていく。
自分の並んだ列の前方を確認しても、買い物かごにてんこ盛りのチョモランマ状態が低くなる様子はない。
(お~の、めったよ!こりゃ列を替わった方がましかにゃあ~)
と思い立ったが吉日とばかり隣の列へ移ろうとするやいなや野球帽を被ったあからさまに小学低学年らしき少年がはちきんの前にするりと滑り込んだ。
しかもその買い物かごにはライダースナックがてんこ盛りではないか!

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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その81。プチ土佐弁講座付。2016年1月1日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その81。プチ土佐弁講座付。

A MAXでその日欲しいものを一通り買い物かごへ入れ、二人しか人が並んでない列へ陣取ってレジを待つはちきん。
しかし30秒後、恐るべきことに気付いた!
(なんや、ありゃあ!!)
そう。
並んでいる人数は他のレジより少ないのだが、前にいる二人とも二つの買い物かごに山ほどのアイテムを詰め込んでいるではないか!
(ありゃあ、チョモランマかや!!)
とはいかにも大袈裟なはちきんであるが、(レジなんぞさっさと済ませたい)意識がその買い物かごをチョモランマに見せたのである!
どうなるはちきん?
次回を待て!!

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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その80。プチ土佐弁講座付。2015年12月29日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

●『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その80。プチ土佐弁講座付。

『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その80。プチ土佐弁講座付。

さてお話はA MAXで買い物中のはちきんに戻る。
大好物の菊屋株式会社「キャラメルポップコーン」を3袋買い物かごへ入れたはちきんは達成感も十二分に勇躍レジへと足を向ける。
もうすぐ夕方の時間、A MAXのレジはなかなか混雑しているようだ。
(おっと。長々並ぶがはいややきねえ。あていはそんなにどんくそうないぜよ!一番人数の少ないとこを見つけて、と。あ、あこやあこ!)
などと幾分してやったりのはちきん。
確かにその列は2人しか並んでいない。
(ひひひ、みんなあ阿呆やにゃあ。やっぱりあていはりこいよ!)
とほくそ笑んだはちきんだ。
が、この後予想も付かない事態に襲われることになる!

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