「蟹工船」と吉高由里子と松田龍平・翔太の関係

昨年は「蟹工船」がにわかにブームだった。
しかも現在ほど本格的な「不景気」だとされていなかった時期にだ。
まるで多くの人が
現在の不景気を潜在的に予測していたかのようでもある。

さらにドストエフスキーの「カラマーゾフの兄弟」も新訳がよく売れたという。
「カラマーゾフの兄弟」は、
人間として生涯に一度は読んでおかねばならないだろう。

ところで小林多喜二の「蟹工船」がSABU監督により、
松田龍平主演でポップに蘇るという。
これはおもしろいじゃないか。

ただ、こんな映画に吉高由里子が出ていたら、と思ってしまうのだ。

吉高由里子は「あしたの、喜多善男」で松田龍平と共演した。
現在放映中の「ラブシャッフル」で松田翔太と共演中である。

残念ながら両方のドラマとも内容はひどいものだが、
吉高由里子と松田龍平・翔太が画面に現れるときは、
圧倒的な「否テレビ」「否お茶の間」な雰囲気が充満した。
何よりも美しい。

吉高由里子と松田兄弟は合う。
早く映画での共演を観たい。

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