「戯言戯画」に見る吉高由里子と桃井かおりの共通点に対する異論

MSN産経ニュースで「戯言戯画」というコラムがあるが、山根聡という人物が吉高由里子について書いていた。
まあ全体的には吉高由里子を讃える内容だったのだが、「ああ、こんな見方もあるのか」と感じた点がいくつかあったので、取り上げてみる。
まず現在放送中の「白い春」について、山田洋次の「幸福の黄色いハンカチ」との共通点を指摘した点。
もちろん「幸福の黄色いハンカチ」は観ているのだが、すっかり忘れていたから（笑）、この指摘には意外な気がして、また観返そうかなと思った。
ちなみに「幸福の黄色いハンカチ」はその年の映画賞を「ここまで獲るか？」というほどの独占状態だったから、観てない人は観た方がいいですよ。
もう一点、おそらく「幸福の黄色いハンカチ」と関連してであろうが、吉高由里子と桃井かおりの共通点も指摘している。
いわく、「スローで甘えた話し方、～時折にじむ色気」などが似ていると感じるのだそうだ。
わたしも桃井かおりは好きだから（すべての作品ではないが）、これはもちろん褒め言葉として受け止めることができるが、
けれど吉高由里子と桃井かおりはぜんぜん「違う」とも断言できる。

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