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まるで通過儀礼の苦しみのようなイチローの9年連続200本安打 1 [美学的イチロー]

通過儀礼と言っても結婚式などのようなものではなく、精神的・肉体的苦痛を伴う「試練」の形をとった通過儀礼。
イチローの9年連続200本安打へ至る2009年は、そんな通過儀礼を想起させるような波乱の経過をたどった。

「200本安打に何の意味が?」・・そんな冷たい目で見る人間も少なくなかった。
しかし9年間積み重ね、その驚くべき希少性がデータとしても如実になり、結果的に長いメジャーリーグ史上誰も到達したことにない次元へとたどり着いたイチローを見て、今そんなそのような冷めた視線がいかに愚かだったか明らかになる。


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She's a Rainbow

9年連続200安打、達成しましたね!
毎年コンスタントに高いレベルをキープした結果としての数字ですから大変な価値ですよね。
なんだかんだ言っても多くのマスコミがその価値を伝えるでしょうし、日本人の多くはその数字の持つ価値をわかった上でイチローを称賛するんだとは思いますが、街のインタビューでどう見てもイチローとは対極な生き方をしているのではないかというようなサラリーマンが数人で「イチロー!やったー!イェー!」なんて言っていると、ちょっと違和感を感じます。(実際には見てないんですが多分そんな酔っぱらったサラリーマンがいるんじゃないかという想像です。(笑))
常に「個」として発言、行動し、そこを起点に人との信頼関係をスタートさせようとしているイチローの姿勢は、成績と同等に伝えられてもいい、それくらい今の日本にとっては価値のあることだと思います。
by She's a Rainbow (2009-09-14 22:56) 

末尾ルコ(アルベール)

今日は感動しました。
「感動」という言葉は簡単に使うと安っぽくなりますが、今日は「感動」と言ってもいいでしょう。

>イチローとは対極な生き方をしているのではないかというようなサラリーマンが数人

イチローの姿を少しでも自らの人生の栄養にしなければ嘘だと思うんですが、「別世界の話」で自分らは怠惰なままでいいと思っているのなら寂しいことです。
イチローにはなれなくても、ほんの少しでも生活に応用することで人生大きく変わってくると思うのですが。

今回の達成については続けて書きますが、やはり多くののマスメディア(まあテレビですが)には不快感を覚えました。それについての文章も間もなく(笑)入れます。

話は変わりますが、北川景子のポテンシャル、どんどん拡大しているようで、これは想像以上です。

                          末尾ルコ(アルベール)

by 末尾ルコ(アルベール) (2009-09-14 23:43) 

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