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北川景子出演「死刑台のエレベーター」のオリジナル。吉高由里子と「眠狂四郎」 [吉高由里子]

北川景子出演「死刑台のエレベーター」リメイクの衝撃は大きく、それを思うと軽い興奮状態になる。
もちろんリメイクが成功するなどと思っているわけではない。
リメイクが制作されるということは元の作品が傑作、あるいは大ヒット作だったということで、それを超えるなどというのは普通ありえないからだ。
しかも「死刑台のエレベーター」である。
映画史上傑作中の傑作。
監督ルイ・マル、撮影アンリ・ドカエ、音楽マイルス・デイヴィス、出演ジャンヌ・モロー、モーリス・ロネ。
映画が始るやいなや、「完璧な」アンサンブルをもって快走し、一気にラストまでなだれ込む。
「唯一無二」という言葉にふさわしい映画の一本で、リメイクなどというのは下手すれば「冒涜」ととられてしまうだろう。
と言うよりも、すでにほとんどの映画ファンは「冒涜」と考えているに違いない。
しかも主演は女優経験の浅い吉瀬美智子。
その他の出演者は、阿部寛、玉山鉄二、そして監督は緒方明である。

吉高由里子と時代劇の可能性を引き続き書いているが、
「粋」に着物を着こなすというのは、時代劇を演ずるに当たって非常に重要な要素である。
わたしは別に着物の専門家では全くない。
けれど市川雷蔵の着こなしにはほれぼれする。
かなり突飛な夢想かもしれないが、吉高由里子で女性版「眠狂四郎」などをやれば、素晴らしくおもしろい映画ができると思う。

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