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「女結婚詐欺師事件」とシチューのある風景 3 [末尾ルコ(アルベール) 美学 生と死のあいだ]

あるいは知的でクリエイティブなメンバーの揃う制作会議のこと、次のような激しい会話が交わされたのかもしれない。

「う~ん・・、シチューと言いながらシチューを見せるのはどうだろう!」
「え、それはどういうことですか」
「だから、リポーターが〈シチュー〉と言いながら、カメラの前にシチューを差し出すんだよ」
「それはどういう意味が?」
「意味ねえ。その方がおもしろいじゃん」
「え、でもこれは殺人事件では」
「どんなことでもエンテーテインするのが我々エリートテレビ番組クリエイターの使命ではなかったかね、君い!」
「ウグッ、確かにそうです、サー!!」
「いいかあ!おれの後に繰り返せ!!」
「イエッサー!」
「我々はエリートテレビ番組クリエイターだ!」
「我々はエリートテレビ番組クリエイターだ!」
「おもしろけりゃ、なんでもいい!」
「おもしろけりゃ、なんでもいい!」
「視聴率こそ、神だ!」
「視聴率こそ、神だ!」
「我々はモテモテだ!」
「我々はモテモテだ!」
「我々が神だ!」
「我々が神だ!」

とまあ、「フルメタル・ジャケット」のような光景が展開された・・かもしれない。
いや、あくまで想像ですが・・(激笑)。
それにしてもあのシチュー・・普通じゃないよね。
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