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宮崎あおい、吉高由里子ら「現在」の女優と、中山美穂、鈴木保奈美ら「トレンディだった」女優たちの違い。 [吉高由里子]

中山美穂、鈴木保奈美、賀来千賀子、後藤久美子、安田成美、浅野ゆう子、浅野温子・・
これらの女優を「暗黒」と評するのを以外と思う人もいるだろう。
いやしかし、わたしの観点からはやはり「暗黒」だ。
浅野温子は他の女優とは違うだろうが、「トレンディ女優」と呼ばれ出してからは「別人」になった。
そして他6人から表現者としてのパッションを一度も感じたことがない。
別にこれらの女優だけではない。
同時代にテレビ女優として人気を博していた人たちのほとんどがそうだ。
「売れたもん勝ち」の世界。
「有名になったもん価値」の世界。
「篤姫」で「国民的女優」などと呼ばれながら、その後ほとんどテレビメディアに登場しない宮崎あおいを代表とする「現代」あるいは「現在」の女優たちとは別次元の存在なのだ。

吉高由里子は・・もちろん「現在」女優の代表の一人。
しかし「蛇にピアス」を演じただけに、「次の映画本格出演」の難しさは理解できる。


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コメント 4

オクサナ

こんばんは。



同感です。中山美穂は主演映画が控えてますが、多分期待外れだと思います。



私も浅野温子だけは元々好感持っていましたが…、大した事なかったですね。



吉高由里子はルイを全身全霊で演じましたから、次に自分にぴったりの役が来るまで しばらく充電期間ではないのでしょうか?



川端康成の『古都』のヒロインなど、合ってるような気がしますが…。今、ふと思いました。
by オクサナ (2009-12-05 23:09) 

末尾ルコ(アルベール)

オクサナ様

吉高由里子と川端康成・・いいですね。
彼女と日本文学、合うんですよね。

浅野温子は映画畑だったのが、トレンディドラマのおそまつな世界にドップリというのにあきれました。

                            RUKO

by 末尾ルコ(アルベール) (2009-12-05 23:34) 

エトワール

大変ご無沙汰しています。確かに、「トレンディドラマ」とやらが定着してから、役者も人気、知名度ありき、実力は二の次という状況が出来上がってしまいましたよね。しかし、これは、何かにカテゴライズしたがるマスコミと、それに便乗するような形で役者を目先の利益だけを追求して消費したプロダクション関係者及び、制作サイドのあり方も原因だと思います。もっと、各々の役者の可能性を長い目で見据えて息の長い実力派に育てよう、という姿勢も必要です。これは、現在の女優たちにも言えます。どうか、長い目で育ててほしい、と切に願います。日本の特に最近のエンターテイメントの世界に漂う閉塞感をぶち壊す為にも!
by エトワール (2009-12-06 18:20) 

末尾ルコ(アルベール)

エトワール様

お久しぶりです。

確かにメディアとプロダクション、製作サイドのあり方は、俳優たちを生かすうえで大きな比重を占めますね。
「どのような作品を作るか」でなく、「何が利益をもたらすか」が中心となっています。「利益」は大事ですが、「表現」の分野で「利益」だけを目的にしては、長い目で見ると衰退していくことは明らかです。

もう一つ、現在は俳優たちの意識も「トレンディドラマ」時代とは違ってきました。宮崎あおいに代表されるように。

                               RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2009-12-06 22:42) 

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