孤独なカキの物語 恵比寿ガーデンプレイスで映画 61 髑髏 [小説・孤独なカキの物語]
す巻きちゃんは歌う。
ただ歌う。
無垢なまでに、歌う。
♪ポテ あ、ポテ あ、ポテ ポテ ポテ
ポテっと落ちたよす巻きちゃん
(は~よいよい)
落ちたよポテっとす巻きちゃん
(ほい来たす巻き、ちょと可哀そう)
♪ポテ あ、ポテ あ、ポテ ポテ ポテ
ポテっと落ちたよす巻きちゃん
(は~よいよい)
落ちたよポテっとす巻きちゃん
(ほい来たす巻き、ちょと可哀そう)
「おい、それなんだよ?御座敷小唄かなんかか?ああ~ん?」
顔を真っ黒にした女が侮蔑する。
「そんな歌うたって、おれらっちを舐めてんのか、おらああ~~」
「ちょっとこいつ、もっと痛い目に合わせないといけないようだな」
黒ずくめの女が金の髑髏マークのついた黒い巾着袋に右手を入れる。
ただ歌う。
無垢なまでに、歌う。
♪ポテ あ、ポテ あ、ポテ ポテ ポテ
ポテっと落ちたよす巻きちゃん
(は~よいよい)
落ちたよポテっとす巻きちゃん
(ほい来たす巻き、ちょと可哀そう)
♪ポテ あ、ポテ あ、ポテ ポテ ポテ
ポテっと落ちたよす巻きちゃん
(は~よいよい)
落ちたよポテっとす巻きちゃん
(ほい来たす巻き、ちょと可哀そう)
「おい、それなんだよ?御座敷小唄かなんかか?ああ~ん?」
顔を真っ黒にした女が侮蔑する。
「そんな歌うたって、おれらっちを舐めてんのか、おらああ~~」
「ちょっとこいつ、もっと痛い目に合わせないといけないようだな」
黒ずくめの女が金の髑髏マークのついた黒い巾着袋に右手を入れる。
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