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小説 神秘アンチエイジング&エロス 213 想念 [小説 神秘アンチエイジング&エロス]

(だいたいお前が引き留めるから悪いんじゃないか。お前が引き留めなければ、俺はもう家に着いてリラックスしてるはずなんだ。そもそもレジでどうしてあれだけ粘られなきゃならないんだ。ラーメンを残そうが全部食べようが客の勝手じゃないか。なんであんなに問い詰めるんだ。おれは犯罪者じゃないぞ。もうここへ来るの止めてやろうか。お前があんなにひきとめたから、お前が「瑛次さん」なんて呼ぶから、あいつらがおれの名を知ってしまったじゃないか。そりゃあもうあいつらに会うことはないだろうけど、あいつらに一度名を呼ばれただけでも、どれだけおぞましい気分かお前に分かるのか?分からないだろう。おれの生活に、おれの心の中に、あんな奴らが入ってくることなんてありえないし、あっちゃいけないんだ。こいつ、今すぐにでも殴ってやりたい)
自分がどれだけ理不尽な想念に満たされているか、今の瑛次には気づきようもなかった。

※この作品の中には現実のアンチエイジング方法や健康法などが出てきますが、その作品中で言及される効果などに関してはあくまで小説上のできごと、つまりフィクションであるとお考えください。
実際の効果には、個人差などがあるものだと思われます。


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ねこじたん

それが言えないのも 瑛次なんでしょ?
by ねこじたん (2010-04-10 11:10) 

末尾ルコ(アルベール)

ねこじたん様

性格的にはとても弱いところがありますね。

                    RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-04-10 12:53) 

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