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「カラヴァッジョ」という名  「カラヴァッジョ」ティモシー・ウィルソン=スミス著 宮下規久朗訳 西村書店 [ルコ的読書]

好きな画家はいろいろいるが、その時々で誰かが「マイブーム」という状態になることがある。
漠然と「好き」な画家の一人である状態から「マイブーム」へと変化したときがある種の「チャンス」で、その画家に対する理解や知識が一気に上昇する可能性を秘めているわけだ。
そして今、もうお分かりですね(タイトルに書いてるし 笑)、カラヴァッジョが「マイブーム」なのである。
とりあえず手元にあるので〈「カラヴァッジョ」ティモシー・ウィルソン=スミス著 宮下規久朗訳 西村書店〉 を中心に話を進めるが、要するにカラヴァッジョなのである。

カラヴァッジョ・・、まず名前がいい。
わたしは言葉の持つ喚起力を愛しているのだが、「名前」の音ももちろん重要だ。
(もっとも最近日本で子どもの名に「尋ねなければ分からない漢字」などを当てる人たちが批判されることがあるが、確かにそんなことをすると「名前負け」してしまう可能性が高い)
カラヴァッジョというのは実に覚えやすく忘れにくく、しかも想像力をかき立てる音だ。
もっともカラヴァッジョの本名はミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ(カラヴァッジョ)である。

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デルフィニウム

名前負け>>気になります。
by デルフィニウム (2010-05-10 10:07) 

末尾ルコ(アルベール)

デルフィニウム様

子どもが名前負けするかどうかは、「どんな大人になるか」で決まるのでしょうね。(゜-゜)

                     RUKO
by 末尾ルコ(アルベール) (2010-05-10 12:52) 

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