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堀北真希、肉の付いた仮面。「白夜行」深川栄洋監督 その2 [生と死のためのアート]

深川栄洋監督の「白夜行」。
いくつか「抜群」のシーンがある。
2時間半程度の枠に収める必要がある以上、無駄な説明というのはまったくない。
「銀残し」の映像は悪どいまでに人間の醜悪さを一目で抽出して行く。
その中で堀北真希はどのように映し出されたのか。
映画中、ほぼ一定の表情を崩さない堀北真希。
持ち前の天使的な(angelic)相貌だ。
しかし何かが違う。
白昼夢的異常性、あるいは恒常的殺意。自らに火の粉が降りかかりそうであればいつでもその相手を殺めてやるという殺気。
確かに感じさせてくれた。
そして映画の中でずば抜けたシーンへと繋がる。

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kuwachan

私が読んだ東野作品の中では一番好きな「白夜行」。
映画も観に行きたいと思いつつまだ行けていません。
観たいですね。
by kuwachan (2011-02-14 20:32) 

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