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NHKドラマ「TAROの塔」 岡本太郎の想いは生きているか? [生と死のためのアート]

NHKドラマ「TAROの塔」も最終回で終えたが、見応え充分であったと同時に、岡本太郎の想いは現代の日本にどれだけ生きているのか?という疑問も湧いた。
人々がより芸術に近づくこと。
人々自身が芸術になること。
あの巨大な太陽の塔を創り、刺激的な発言で世間に挑戦していた岡本太郎の影響力は現在のどんなアーテイストも及ぶところではないだろう。
当時岡本太郎の芸術、思想の洗礼を受けた人間の中で芸術の世界に目覚め、その生涯その影響の下に生きた者は多かったに違いない。
そうした人たちが人生の中で周囲の人に与えた影響、影響を与えられた人たちがさらにその周囲の人たちに影響を与えて行く。
となれば岡本太郎の影響は広く深い。
うん、そのはずだ。
しかし現在の日本を見た時。
どれだけ「人間=芸術」の思想が社会の底流に流れているか・・・はなはだ心もとない気はする。

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コメント 2

paddies

やっぱり子供の頃は”太陽の塔”と”芸術は爆発だ”でした。
ドラマで知った晩年・・・寂しかったです。
by paddies (2011-04-07 16:33) 

TAROの塔 DVD

テレビ東京以外の民法はなぜ斬新でメーセッジ性が強いドラマを作れないのでしょうか?NHKですらマドンナ・ヴェルデや鉄の骨のようなタブー視されるような題材をドラマにして ます。

特にフジテレビはセンスないですね

「鈴木先生」「モリのアサガオ」のような斬新な作品はあの局には未来永劫作れませんね



by TAROの塔 DVD (2011-10-31 16:46) 

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