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どうなるこうなる??第35回日本アカデミー賞、末尾ルコの最優秀予想と「こうなるべきだ」 その2 [生と死のためのアート]

で、優秀主演男優賞が、

大泉 洋(『探偵はBARにいる』)
堺 雅人(「武士の家計簿」)
原田芳雄(「大鹿村騒動記」)
三浦友和(「RAILWAYS 愛を伝えられない大人たちへ」)
役所広司(「最後の忠臣蔵」)


これはですね、もう原田芳雄しかあり得ないですね。
原田芳雄、原田芳雄、原田芳雄!
原田芳雄でなければ、怒りましょう!皆様!

優秀主演女優賞が、

井上真央(「八日目の蝉」)
長澤まさみ(「モテキ」)
中谷美紀(「阪急電車 片道15分の奇跡」)
深津絵里(「ステキな金縛り」)
宮崎あおい(「ツレがうつになりまして」)

これは井上真央でしょう。
パフォーマンスのクオリティでは深津絵里は素晴らしかったですが、流れ的に井上真央。
井上真央は本人も周辺の評価も「八日目の蝉」によって「女優開眼」というのは間違いないですね。
今回は井上真央が最優秀で特に文句はありません。

優秀助演男優賞が、

伊勢谷友介(「あしたのジョー」)
岸部一徳(「大鹿村騒動記」)
佐藤浩市(「最後の忠臣蔵」)
でんでん(「冷たい熱帯魚」)
松田龍平(「探偵はBARにいる」)

これはねえ・・・。
錚々たるスター俳優の中に「でんでん」という感じですが。
各映画賞、「冷たい熱帯魚」のでんでんが圧倒的に高い評価なんですね。
ここは(国内では 笑)晴れがましい場である「でんでん」というのが楽しい!

優秀助演女優賞は、

麻生久美子(「モテキ」)
小池栄子(「八日目の蝉」)
永作博美(「八日目の蝉))
満島ひかり(「一命」)
宮本信子(「阪急電車 片道15分の奇跡」)

これはまた錚々たるメンバー。
麻生久美子と満島ひかりがディープな映画で共演するのを観たいなあ。
でも今年の最優秀は永作博美。
多くの映画賞で永作博美は「主演女優賞」に選ばれています。
日本アカデミー賞で敢えて「井上真央」を主演に選んでいるのは、二人に主演・助演最優秀賞を獲らせるということではないでしょうか。


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