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第84回アカデミー賞ノミネート&末尾ルコの予想と希望(笑) その3 監督賞は誰の手に?  [生と死のためのアート]

さて、今年の世界を、アカデミー賞を席巻する映画「アーティスト」。
しかし日本を席巻するでしょうかね?
仮にアカデミー賞各賞をかなり受賞したとしても…。

席巻しそうにないよね。

いくら何でもDVDスルーということはないでしょうが、逆に言えばどんな配給になるか興味があるくらいだ。
地方には回ってこない可能性は十分だし、もし回って来てもお客がまるで入らないでしょう。
「モノクロ映画はダメ」「サイレントでは余計ダメ」という人が大多数なのじゃないかな、今の日本は。
「モノクロ・サイレント」ということで最初から眼中に入らないという人が大多数なのだと思う。
それだけじゃなく、「外国映画=眼中になし」という人もどんどん増えている。
もっともかつては「日本映画=眼中になし」という人が多かったのだから、なかなかバランスが取れないわけです。

さて監督賞の方を見てみましょう。

ウッディ・アレン(「ミッドナイト・イン・パリ」)
ミシェル・アザナビシウス(「アーティスト」)
テレンス・マリック(「ツリー・オブ・ライフ」)
アレクサンダー・ペイン(「ファミリー・ツリー」)
マーティン・スコセッシ(「ヒューゴの不思議な発明」)

これはマーティン・スコセッシが獲るんじゃないだろうか。
「ミシェル・アザナビシウスがいきなり!」っていうのはないような気がするので。

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