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「愛の映画」への視線 「イングリッシュ・ペイシェント」「嵐が丘」 [生と死のためのアート]

あ、思い出した。
「イングリッシュ・ペイシェント」。
これはまあ「出来過ぎ」と言ってもいいような映画で、もちろん素晴らしい「愛の映画」ではあるけれど、やや優等生に過ぎるか。
レイフ・ファインズ、クリスティン・スコット・トーマス、ジュリエット・ビノシュ。
特にレイフ・ファインズは常に物々しい切迫感を漂わせる素晴らしい俳優だ。
「レイフ・ファインズがいれば何か不穏なことが起きる」
いいよね、そんな雰囲気。
レイフ・ファインズには他にも「ことの終り」や「嵐が丘」などの作品がある。
「嵐が丘」は比類なき文学作品である原作と比較してはいけないけれど、レイフ・ファインズのヒースクリフはなかなかよかった。
ジュリエット・ビノシュのキャシーはまったくイメージと違うのだが、「見せ場」の演技には息を呑んだ。
ああそれにしても、エミリー・ブロンテによる「嵐が丘」の凄まじさよ。




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