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〈「言葉」による革命〉・・・あなたも一緒にバレエについて考えよう!「ドン・キホーテ」公演とパリ・オペラ座バレエの問題点。2014年4月15日 [「言葉」による革命]

※バレエに興味のないあなた!
簡単なことです。
「今すぐ、バレエに興味を持ってください!」

●3月14日、東京文化会館にて催されたパリ・オペラ座バレエ「ドン・キホーテ」公演についてですが、この日の配役は主役のキトリが当初予定のミリアム・ウルド・ブラームからリュドミラ・パリエロに、さらにマチルド・フルステーとなったわけです。
ミリアム・ウルド・ブラームが予定通りキトリを踊ってくれれば、わたしがいま最も敬愛するバレリーナでもあり、文句なしだったんですが、以前よりの故障が完治せずに来日不可能、しかしリュドミラ・パリエロであってもエトワールでもあり、しかもキトリは「合っている役」だからそれはそれで楽しみだったんですが、パリエロも怪我で来日不可能、で、結局マチルド・フルステーに落ち着いたのです。
ただこのフルステーがいまだ「スジェ」なんですよ。
バレエに興味のある方なら周知の通り、パリ・オペラ座バレエのダンサーは厳格なピラミッド型階級システムの中におり、頂点が「エトワール」、その次が「(女性の場合)プルミエール・ダンスール(第一舞踊手)」、で「スジェ」は階級としては三番手なのです。
古典バレエの主役をエトワール以外、プルミエールやスジェが躍ることもあるけれど、せっかくの来日公演、S席は2万5千円のパリ・オペラ座バレエ、できれば「スジェが主役」は避けてほしかった。

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