SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」は傑作か?凡庸か?2014年10月9日 [「言葉」による革命]

●映画「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」は、バーナード・ローズ監督。
主演「パガニーニ」役のデイヴッド・ギャレットが制作総指揮・音楽も兼ねています。
まあ正直なところ、ヴァイオリニストが「制作総指揮も兼ねるかね?」というのはあります。
バーナード・ローズ監督は、映画「不滅の恋 ベートーベン」も作っていますね。
ゲイリー・オールドマンやイザベラ・ロッセリーニが出演していました。
悪くはない作品でしたが、「はっ」とさせられるところもまったくない。
それは「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」も同様なんです。
「不滅の恋 ベートーベン」はゲイリー・オールドマンはじめ、出演俳優で見せてくれた。特にゲイリー・オールドマンの存在は大きい。
オールドマンが若い頃は時にオーバーアクトで辟易することもあったけれど、どちらにせよ「観た」という手応えのある俳優です。
しかし「パガニーニ 愛と狂気のヴァイオリニスト」は主演がヴァイオリニストのデイヴッド・ギャレット。
元の容姿は悪くないし、演奏姿は圧倒的なんですが、台詞を喋り出した途端に凡庸以下になる。
演技ができないのなら、それが分からないような生かし方をしてほしかったですね。
もっともバーナード・ローズという監督の演出自体が、非常に平凡な語り口なのではありますが。


nice!(22)  コメント(1)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 22

コメント 1

pandan

この週末はまた台風で残念です。
by pandan (2014-10-09 08:59) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0