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〈「言葉」による革命〉・・・私は観た、「蠱惑的」クローデット・コルベールの「クレオパトラ」を。2014年10月28日 [「言葉」による革命]

●「クレオパトラ」の映画化として最も有名なものはエリザベス・テイラーが主演した作品ですね。
とてつもない予算と人海戦術で20世紀フォックスが破産寸前にまで追い込まれたなど、「ザ・ハリウッド」な逸話だらけの映画です。
しかしわたしが最近観たのはクローデット・コルベール主演の「クレオパトラ」。
監督はセシル・B・デミルです。
クレオパトラとユリウス・カエサルの出会いから、アントニーの死、そしてクレオパトラ自身の自死までを100分程度で描いているわけだから、大味も大味、多くの歴史的事実とされることを無視、改竄しているのだけれど、それはそれで楽しめる作品になっています。
何と言ってもクレオパトラ役のクローデット・コルベールから、好き嫌いは抜きにして目が離せない。
「蠱惑(こわく)的」という言葉がありますが、ぴったり当て嵌まる雰囲気を漂わせている。
ただ、「エジプトの女王」というイメージではありませんが。

※「蠱惑(こわく)的」という言葉に相応しい女優を誰か思い浮かべられますか?

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