SSブログ

末尾ルコ傑作詩「今、ネルヴァルを読む!」篇。末尾ルコ「映画女優演技論」~「悪」が普通になる「紙の月」の宮沢りえ。 [吉高由里子]

[ハート]「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ傑作詩「今、ネルヴァルを読む!」篇。

今、ネルヴァルを読まずしてどうするか?
というわけで、わたしは読む
ジェラール・ド・ネルヴァル
「火の娘」の
かつてフランス文学へのめり込む
大きなきっかけとなった
「シルヴィ」を
その傍らに、
オスカー・ワイルドの「サロメ」を
そして傍を見れば、
吉本隆明の
「真贋」あり、
また横には、
山岡壮八の
「織田信長」が

●末尾ルコ「映画女優演技論」~「悪」が普通になる「紙の月」の宮沢りえ。

吉田大八監督の映画「紙の月」なんですが、わたしがここ5年ほどの期間に鑑賞した日本映画の中では5本の指に入る。
とても気に入りました。
作品を通しておもしろく、何度か「ゾクッ」とするシーン、そして「ワクワク」するシーンがある。
この「ゾクッ」と「ワクワク」が近年の日本映画に足りない要素であり、「紙の月」にはそれがある。
ちなみに園子温監督「愛のむきだし」は、極めて多くのシーンが「ゾクッ」「ワクワク」に満ちていました。
評判通り、宮沢りえは抜群にいい。
「普通」の暮らしから、小さなきっかけにより「普通でない」暮らしへと堕ちていく主婦の姿を大袈裟でなく自然に、しかも魅力的に演じている。
今の宮沢りえを「痩せ過ぎ」と感じる人も多いですが、「アイドル時代の宮沢りえ」とは別人であると思った方がいいですね。
あの頃はあの頃で非常に大きなエネルギーを発していた。
(ああ、こんな宮沢りえもいたんだ)で構わないのだと思う。
わたしたちは現在の「女優 宮沢りえ」に最大限の敬意を払うべきです。
映画「紙の月」には大きく分けて、「3人の宮沢りえ」がいる。
「普通の主婦である宮沢りえ」
「大学生との不倫に溺れていく宮沢りえ」
「犯罪行為が普通となった宮沢りえ」
どの宮沢りえも実にいい。
けれど敢えて1番を選ぶとすれば、
「犯罪行為が普通となった宮沢りえ」
です。
特に終盤、サラ金へ電話するシーン。
犯罪映画の中のジェニファー・ジェイソン・リーを彷彿させる高いクオリティのシーンを実現していました。

●11月日本公開。レア・セドゥ主演「美女と野獣」を応援しています。
そして驚くべき状況になっている、フランス女優の魅力を、力を入れて語ります。
「美女と野獣」。
主演はレア・セドゥとヴァンサン・カッセル。
「美女と野獣」に、なんて相応しい二人なのだろう!
(末尾ルコ設立「フランス映画とバレエ普及団←仮称」会長 革命・芸術 末尾ルコより)


[スペード]マスメディアの操作」と「日本人の弱さ」によって膨張した人気者たちは、もちろん本物ではないし、「スター」でもありません。


タグ:アート
nice!(12)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 12

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0