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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画俳優演技論」~何と!レア・セドゥが「007」新作「スペクター」に出演!!2015年3月14日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~何と!レア・セドゥが「007」新作「スペクター」に出演!!

ダニエル・クレイグ主演「007」シリーズの新作が「スペクター」ですね。
「スペクター」役はどうやらクリストフ・ヴァルツのようですが、驚くべきは女優陣。
何とレア・セドゥとモニカ・ベルッチが共演という、これはもう「007」の枠を超えてここだけで大事件のようなものです。
レア・セドゥはもともと豊かなスター性に恵まれた女優で、だからこそ早い段階からリドリー・スコットやクエンティン・タランティーノらハリウッドきっての監督たちにも起用されているわけです。
そしてご存知の通り、アブデラティフ・ケシシュ監督の「アデル、ブルーは熱い色」へ出演、カンヌ国際映画祭パルムドールに輝いたことで、「別格的スター女優」の地位を獲得しました。
で、ここへ来て「007」シリーズへ出演。
わたしから見ると、作品チョイスの感覚が非常にいい。
フランスではデビュー以来アート系の映画を中心に活躍してきましたが、「アデル、ブルーは熱い色」でそのラインの第一期頂点を迎えた。
その後に公開された映画が「美女と野獣」であるというのもいいし、さらに「世界の007」シリーズ出演となれば「凄い!」としか言いようがない。
「アート」と「エンターテイメント」のバランスが極まってきた感じなんですね。
これだけのキャリアを積み重ねるレア・セドゥは疑いなくフランス映画史上、そして世界映画史上指折りの女優に数えられる存在になります。
さらに加えて「スペクター」にはモニカ・ベルッチも。
ご存知の通り、イタリアの名花中の名花。
フランスのヴァンサン・カッセルと夫婦だった時期は、「世界で最も美しいカップル」とも呼ばれ、その大仰な表現に違和感もないほどだった。
レア・セドゥとモニカ・ベルッチを「007」シリーズ新作で観ることができるとは。
さあ、あなたも今からワクワクしましょう!

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