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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「映画女優演技論」~「アップに耐えられる」女優の代表格 藤純子。2015年6月21日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画女優演技論」~「アップに耐えられる」女優の代表格 藤純子。

BSプレミアムで加藤泰監督「緋牡丹博徒 花札勝負」を放送していたので久々に観ましたが、

お~も~し~ろ~いいいいいい!!

いや、ホント。
日本人として生まれたのなら、「緋牡丹博徒 花札勝負」の如きゴージャスな世界を知らないというのは「大損」です。
「ゴージャス」という英語に当て嵌まる日本の事象というのはなかなかないなと常々感じているけれど、「緋牡丹博徒 花札勝負」を久々に観て、「おお、ここにあるじゃないか!」ですよ。
「お金」の問題じゃないんです。
精神性+方法論ですね、「ゴージャス」というのは。
加藤泰の演出がそれを可能にしている。
で、「緋牡丹博徒 花札勝負」については語るべきことがとても多くあるんですが、これまたつくづく感じたのは、

藤純子は日本映画史上「アップに耐えられる」女優の代表的存在の一人である、ということ。

はい。
「アップに耐えられる」女優がどのようなものかより明確に知りたい方は、ぜひ「緋牡丹博徒 花札勝負」を、です。

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