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〈「言葉」による革命〉・・・『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その59。プチ土佐弁講座付。2015年10月26日 [『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』]

『驚異のはちきん小説!「はちきん」と呼ばれる女』その59。プチ土佐弁講座付。

「おやび~~ん、これ何い??」
「はちきんキッズ」の玉井たまるか子が指を差した先に転がっているのは梶原一騎原作「タイガーマスク」の第10巻だ。
しかしはちきんはスマホの画面に釘付けで、たまるか子の呼び声に耳を貸す様子がない。
「おやび~~~ん、これ何い???」
「・・・」
「ねえねえ、おやび~~~~ん!!」
「・・・・・・」
「おやび~~ん」
「・・・・・・」

「ワアッ!!!!!!!」
と大声を上げてはちきんの背中を叩いたたまるかこ。
「あ!おやびん、どうしたのお!!???」
そのまま横に倒れたはちきんは、目を鳴門の渦潮のようにぐるぐる回し、口から泡を吹き吹き、気絶してしまったのだった。

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pandan

土佐弁〜いいですね。
by pandan (2015-10-26 09:02) 

フォレスト

ルコさんの最新日記にコメント欄がなかったので、こちらで恐れいりますm(__)m

日記コメントありがとうございました!

東京物語、とてもリアルな寂しさが感じますよね。私の世代だと、つい見落としそうになりますが戦後7・8年くらいの映画で、戦争と言うものに引きづられた家族と、そうでない家族とのすれ違いにも感じます。
それでいて、とても普遍的なストーリーである意味怖い映画とも思います。

小津作品はチラホラと人生の怖さを感じます。
by フォレスト (2015-10-26 18:31) 

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