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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「人現美学論」~タモり・・・「ブラタモリ」、赤塚不二夫への弔辞、人種差別的笑い。2015年11月7日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「人現美学論」~タモり・・・「ブラタモリ」、赤塚不二夫への弔辞、人種差別的笑い。

2015年からアシスタントとなった桑子真帆アナウンサーの自然な魅力もさることながら、結局「ブラタモリ」は「タモリに対する信頼」で見せる、あるいは魅せる番組だと思います。
タモリという人はとてもナチュラルな佇まいなのですが、強い美意識を持ってもいます。
その象徴的な表れが赤塚不二夫の葬式の際、タモリの弔辞でした。
何も書いてない紙を見ながら尊敬するあかつかへの見事な弔辞を捧げるタモリ。
しかも絶対お涙頂戴にはしない。
見事な美意識、見事な「心」でした。
その点、後日「笑っていいとも」のゲストでやってきて、タモリに「あのお葬式の弔辞の紙には何も書いてなかったんでしょう?」と敢えて問うた徳光和夫は無粋以下、美意識の欠片もない人物だと思ったのです。

そんなタモリにも「悪い部分」がないわけじゃない。
「笑っていいとも」のレギュラーとしてオスマン・サンコンが出ていた時期、片岡鶴太郎とともにしょっちゅうその人種的特徴を笑いのネタにしていた。
「タモリほどの人が・・・」と、あれは残念極まりない言動でした。

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