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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「格闘技論」~「探検バクモン」で棚橋弘至と新日道場のコシュティ。2016年6月12日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「格闘技論」~「探検バクモン」で棚橋弘至と新日道場のコシュティ。

2015年9月30日のNHK「探検バクモン」で新日本プロレスの道場がフィーチャーされていてなかなかおもしろかったです。
爆笑問題の二人とゲストの作家 西加奈子が新日本プロレスの道場を訪問するという形で番組は進みますが、西加奈子は熱心なプロレスファンということ。
3人が道場を訪ねると、いきなり棚橋弘至がリングコスチュームで現れます。(笑)
正直な第一印象としては、(あ、新日、こんな小さな道場なんだ・・・)ですが、練習方法などはアントニオ猪木全盛期と同様のものを踏襲しているので嬉しくなりました。
特に驚いたのは、番組では「コシュティ」として紹介されていましたが、かつて猪木VSアリ戦の前にリング上で「イランの国技コシティ」として紹介されていた格闘技の訓練に使用する棍棒上の器具(ミール)を現在でも使っているじゃないですか。
いや、何か嬉しいですね。
猪木全盛期の新日本プロレスは大胆にも「キング・オブ・スポーツ」を標榜し、しかもそれが十分に説得力があった。
「鬼軍曹」と呼ばれた山本小鉄の台詞とされる「まずヒンズースクワット千回から」で象徴される凄まじい練習量は定評があった。
今の新日は「猪木的」試合はすっかり見られなくなったけれど、「凄まじい練習量」がなければ不可能な「凄まじい試合」を展開している。
「探検バクモン」の新日本プロレス特集、なかなかいいものを見たという気分になりました。

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