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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「怖い話と音楽で、あなたの人生をより強く美しくする」講座~あなたは最近タクシーの幽霊を?レニー・クラビッツのロックンロールゴージャス!2016年12月12日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「怖い話と音楽で、あなたの人生をより強く美しくする」講座~あなたは最近タクシーの幽霊を?レニー・クラビッツのロックンロールゴージャス!

・「怖い話」「怖い感覚」のお話を続けますと、かつてよく耳にした「タクシーの幽霊」という話は聞かなくなりましたね。
それともわたしがたまたま耳にしないだけ?
「タクシーの幽霊」。
シンプルな話で、タクシーに女性が乗ってくる。
で、目的地について運転手が振り向くといなくなっている。
基本はこれだけです。
この基本にいろいろとヴァリエーションが付いてくる場合も多い。
女性がいなくなった後のシートが水でじっとり濡れていたとか。
ふ~~ん、ちょっとよからぬ想像もしてしまいそうなシチュエーションではあります。

世の中に広まる「怖い話」はその時代時代の社会背景を濃厚に反映しているから、流行りすたりがあって当然ですが、例えば小説・映画「リング」ではビデオテープが「呪い」の媒介となったけれど、ビデオを観る人が少なくなった現在では「貞子」も寂しい思いをしているでしょう、きっと。
「怖い」という感覚にも年齢や国籍によってかなり差があって、欧州でも英国では幽霊譚が昔から人気だけれど、フランスではそうでもない。
フランスにも幽霊譚はあるけれど、英国の幽霊の方が日本人の感覚には近いようです。
でもわたしはもちろん「フランス神秘主義」とでも呼べるものが大好きです。
「神秘主義」と言っても「狂信的」なものは一切だけですよ。
あるいは「思考を停止させる神秘主義」は一切ダメです。


・WOWOWでも放送した、レニー・クラビッツの2014年「ライブ・イン・パリ」を観て聴いたのだけど、やっぱりギターロックは心地いいですね。
ずっと前の話、かつてわたしの友人だった馬鹿な男が、「ギターロックはもう終わったんやない?」としたり顔で言ってたけれど、そいつは馬鹿でした。
ちょっと長いスパンで見れば、物事「終わったとか始まった」とか単純には言えない。
クラビッツのステージは「いかにもロックスター」というゴージャスさが満喫していて・・・。

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