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末尾ルコ詩D「猫、正直」篇。末尾ルコ「映画俳優演技論」~橋本環奈「セーラー服と機関銃」公開だからこそ、「薬師丸ひろ子の時代」を再認識すべきなのです。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、正直」篇。

「猫、正直」

ボードレールを
デカダンとか
悪徳とか
ボードレールのことを
そんな風に言うことが多いけれど、
フランス人の友人は
「ボードレールは正直なだけさ」と
こう言った

なるほどとあらためて思いながら
メルヴィルの
「幽霊船」
ゆるりと読む夜

・・・・・・

ぼくの素敵なネコに
正直なところ
ぼくは首ったけなのさ!


(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~橋本環奈「セーラー服と機関銃」公開だからこそ、「薬師丸ひろ子の時代」を再認識すべきなのです。

・何度も書きますが、わたしはマンガもアニメも否定いたしません。
問題は、「日本にはそればかり」という人たちが多くなっているのではないかという点。
例えば映画であれば、「実写もアニメも2次元じゃないか」と開き直る人もいるのでしょうが、それは違います。
確かに映画「300」のように実写とCGの境目の曖昧な作品もありますが、やはり「人間は人間に対して最も反応する」とわたしは考えている。
そういう実感がある。
この問題についても折に触れ取り上げていきますが、シンプルに言って、

・漫画やアニメを楽しむのはいいけれど、
「必ず」実写作品も鑑賞するべきだ。

ということです。

・橋本環奈の「セーラー服と機関銃」について何度か取り上げていますが、「セーラー服と機関銃」と言えば何と言っても薬師丸ひろ子。
その後、原田知世と長澤まさみでテレビドラマ化されているけれど、比較しちゃあいけません。
「野性の証明」のテレビスポットが流れ始めてから瞬く間に「映画スター」となった薬師丸ひろ子は、「セーラー服と機関銃」に至り、正しく「カリスマ的存在」まで昇り詰めます。
当時の薬師丸ひろ子のとてつもない「大スターぶり」は、現在の「テレビへしょっちゅう出ていればスター」という社会状況では想像もつかないでしょう。
とにかく「テレビ出演しない」が徹底しており、神秘的なまでの存在感で日本に君臨していました。
だから初めて「ザ・ベストテン」へ出演して「セーラー服と機関銃」を歌った時には、「スター降臨!」といった衝撃感さえあったのです。
しかも「セーラー服と機関銃」の監督が相米慎二。
長回し炸裂の演出は「薬師丸ひろ子主演」でも変わることなく、ゆるゆるのテレビドラマとはまったく掛け離れた世界を提供。
そんな映画が大ヒットしていたのだから、「日本映画黄金期」は遠く過ぎ去っていたとはいえ、大いに「熱」はあった時代だと言えます。


●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!


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