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〈「言葉」による革命〉・・・末尾ルコ「バレエに対する愛」~2015年世界バレエフェスティバル、今のウラジーミル・マラーホフはファンにどう受け止められているか?2016年3月27日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「バレエに対する愛」~2015年世界バレエフェスティバル、今のウラジーミル・マラーホフはファンにどう受け止められているか?

バレエ、観てますか?
人間の心身が造形する信じがたいほどの美。
それをあなたの心が受け止めることができれば、人生はまったく変わってきます。

2015年世界バレエフェスティバル。
その目玉の一つがイザベル・ゲランの復帰ステージだったというお話はしました。
ゲランと共に踊ったマニュエル・ルグリも相変わらず図抜けた表現力。
ルグリの場合、派手な技でなくても、小さな動きであっても、いつでも会場隅々まで包み込むのが凄さです。
マニュエル・ルグリも体全体、そして顔のプロポーションもまったく変わりなしですね。
ウラジーミル・マラーホフはちょっと若い頃からは変わりました。
そんな中でどのような踊りを見せていくかが今後ダンサーとしてのマラーホフの深化あるいは真価が問われるところです。

ウラジーミル・マラーホフは20世紀を代表する男性バレエ舞踊手の一人で、若き日はそれこそ完璧なプロポーションと中性的な面立ちで、特に日本では飛び抜けた人気を誇っていた人です。
もちろん技術は完璧、それぞれの演目に対する理論も非常に緻密な人です。
そんなマラーホフの若き日にファンだった方々が現在のマラーホフに対してどんな気持ちを持っているか知りたいですね。
もちろん「本当にマラーホフを好きな人」は変わらず熱烈なファンのままでしょうが、マラーホフの外見的美を中心にファンだった人は今どうなのか?
「ファン心理」、「美に対するスタンス」などを知る上で、興味深いのです。

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