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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画俳優演技論」~「復讐のセクレタリー」「シリアルキラーNo.1」、60歳代後半にして、ナタリー・バイはなぜここまで「女」なのか?2017年3月6日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~「復讐のセクレタリー」「シリアルキラーNo.1」、60歳代後半にして、ナタリー・バイはなぜここまで「女」なのか?

ナタリー・バイ。
1970年代には既にフランス映画界に君臨していた。
しかもクオリティの高い作品に出演し、重くもなく軽くもなく、いや、重さも軽さもないまぜになった上での、「風格ある軽さ」とでも言いましょうか。

ナタリー・バイ(Nathalie Baye) 1948年7月6日生まれ。
と言うことは、

既に60歳代後半です。

それが近作、例えば

「復讐のセクレタリー」
あるいは
「シリアルキラーNo.1」
はたまた
「わたしはロランス」にしても、

何と魅力的なことか!

わたしは「年齢でどうこう」言うのは嫌いだから普段は人様の年に言及しないけれど、「積極的な意義」を持つ場合は敢えて言及します。

ナタリー・バイ。
60代後半に至り、見事なまでに

「女」です。

時代は既に動いています。

ナタリー・バイ。
あまりご存知ない方のために、日本で鑑賞できる作品の一部を挙げてみます。

「映画に愛をこめて アメリカの夜」
「恋愛日記」
「緑色の部屋」
「勝手に逃げろ/人生」
「愛しきは、女/ラ・バランス」
「ゴダールの探偵」
「夏に抱かれて」
「セ・ラ・ヴィ」


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