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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「映画俳優演技論」~フランス映画史上の至宝、二人のイザベル・・・アジャニーとユペール。2017年3月18日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「映画俳優演技論」~フランス映画史上の至宝、二人のイザベル・・・アジャニーとユペール。

・調子の悪い日ってありますね。
心身どちらでも、
気分が乗らない日がある。
あるいは体のどこかが調子よくない日。
もちろんその原因を明確にするのが先決ですが、それができたなら、

「こんな日だからこそ、どれだけクリエイティブになれるか」に挑戦してみましょう。

・フランス映画界には「二人の偉大なイザベル」がいて、

イザベル・アジャニー

そして

イザベル・ユぺール

この二人、どちらが年上かな、などと思ってあらためて調べたら、イザベル・ユぺールの方が年上なのですね。

イザベル・アジャニーが1955年6月27日生まれ。

イザベル・ユぺールが1953年3月16日生まれ。
イザベル・アジャニーとイザベル・ユぺールは、1979年のアンドレ・テシネ監督『ブロンテ姉妹』で共演しています。
タイトルでお分かりのように、英国文学史上に名高いブロンテ3姉妹をの半生を描いた映画。
イザベル・アジャニーは当然のごとくエミリー・ブロンテの役を、イザベル・ユぺールはアン・ブロンテ、では『ジェーン・エア』のシャーロット・ブロンテは誰だったかというと、マリー・フランス・ピジェです。
マリー・フランス・ピジェも70年代を中心に、フランスで大活躍していた女優で、『ブロンテ姉妹』の頃はイザベル・ユぺールよりもスター然としていた。
現実のブロンテ姉妹の中ではアン・ブロンテが末妹で、映画でも小柄なユペールは一番若く見えました。
もちろんユペールは当時から「曲者」の雰囲気ありありだったけれど、60歳を超える現在まで大大大女優として毎年数本の映画へ出続けるほどになるまでとは想像しなかった。
イザベル・アジャニーの方はその圧倒的美貌、圧倒的カリスマ性、そして「アップに耐える映画女優」としてフランス映画史上でも屈指と言えますが、ある時期から女優としてのキャリアにブランクができてしまい、結局「大復活!」とまではいかずに現在に至っている。

そのような歴史も思い起こしながら、『ブロンテ姉妹』を観返すのも味わい深いことでしょう。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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