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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「心も鍛えるスピーチレッスン」~ウィンブルドン優勝のマレー、UFC200敗戦のミーシャ・テイトは何を語ったか?2017年5月21日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「心も鍛えるスピーチレッスン」~ウィンブルドン優勝のマレー、UFC200敗戦のミーシャ・テイトは何を語ったか?

テニスのグランドスラム決勝戦後に、優勝者と準優勝者がコートでインタヴューを受ける、というお話をしました。
このインタヴューの内容、日本人には難しいものであるだけに、ぜひ多くの方に注目してほしいんです。
何が、「日本人には難しい」か?
ウィンブルドン決勝の激闘後、優勝者も準優勝者も、「今の自分の気持ち」「コーチ陣やスタッフ、家族、観客に対する感謝」を述べますが、同時に必ずあるのが、「対戦相手を讃える言葉」です。
すぐそこにいる、先ほどまでそれこそ命懸けで戦っていた対戦相手を讃える。
まあ日本人も時にやらないことはないでしょうが、どこか「照れ」とか「躊躇」が出ます。
「照れ」はまだ日本人の「奥ゆかしさ」として美しい要素もありますが、やたらと「躊躇」する習慣は社会をつまらなくしています。
一般の人がスピーチする機会はあまりないでしょうが、「スピーチをしている」というイメージトレーニングを生活の中へ取り入れましょう。
そもそも日本人はまだまだ「褒める」のがあまりに不得意だ。

さあ!
褒めるべき人に対しては、遠慮せずに褒めましょう!

で、UFC200でアマンダ・ヌーネスに、実に手痛い敗戦を喫したミーシャ・テイト。
鼻の周囲は大きくカットし、腫れは青黒く変色していた。
そんな中で敗者インタヴューを受けたミーシャだけれど、実に前向きで、しかもその前向きさが不自然ではなく、わたしはいたく感心した。

あなたは「負けたすぐ後」に、どのような言葉を発することができるか?

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