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〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「UFC200でギャラ最高額のブロック・レスナーとプロレスラー最強説とドーピング疑惑と」。2017年5月28日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「UFC200でギャラ最高額のブロック・レスナーとプロレスラー最強説とドーピング疑惑と」。

末尾ルコ「格闘技美学論」

UFC200で最高額のギャラを手にしたのはブロック・レスナーであって、ブロック・レスナーVSマーク・ハントという、とてもじゃないが勝敗や試合内容に興味を持てるカードではないというのに。
つまり分かり切ったことではあるが、興行というもの、「強い・弱い」だけで観客が高いお金を払って足を運ぶわけではないという、いかに「真剣勝負」のUFCであっても、「スター」の存在が、とりわけ大きな会場でに大観衆を集めようという場合には必須となるわけだ。
ここがホント、難しいところなんですな。
ブロック・レスナーはプロレス界の大スターだったのだけれど、MMAへ出場し始めて数試合でUFCへヴィー級タイトルを獲得したという、このあたりはちょっと、日本のプロレスラーにも見習ってほしかった、と今更言っても仕方ないわけだが、思えば、高田延彦やらケンドーナガサキやらクラッシャー・バンバンビガロやら、日本ないし日本関連のプロレスラーが無策で敗退を繰り返したあの頃が懐かしい、気がしないでもない。
特にバンバンビガロがキモになすすべなく敗退した試合は衝撃的で、あのでかい、強面のバンバンビガロがあっさりとキモにタックルを取られ、マウントポジションでタコ殴り。
しかもタコ殴りにされる際の手の出しようが、まるで「いやいや」をしているような憐れな風を漂わせていて、「本気出したら強い(かもしれない)プロレスラーの一人に数えられていただけに、(プロレスラーって、こんなに弱いのか!)という大きなイメージダウンに貢献した。

で、UFC200でも現へヴィー級ランカーのマーク・ハントに勝利したブロック・レスナーだが、その後ドーピング疑惑が発覚。
しかしブロック・レスナーが「ドーピング0」なんてことはなかなか考え難いですわなあ。

この件とは別の問題になるけれど、どうも世界アンチドーピング機関(WADA)というのは綺麗ごと振りかざして、気色悪いのだが。

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