末尾ルコ詩D「猫、ワクワク」篇・末尾ルコ「溝口健二『山椒大夫』、「感傷」を一切用いずに心が掻き毟られるのはなぜか? [吉高由里子]
★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉![[ハート]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/80.gif)
★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。
●末尾ルコ詩D「猫、ワクワク」篇。
「猫、ワクワク」
高知市薊野にある
塔
フィリップ・マーロウの
頭の回転の速さに感心しつつ、
あのナタリア・オシポワは
「二重関節」なのかしらと
あらためて
感心し、
しかし口内炎には少々苛立ち
近所の建築作業音に
シエスタあるいはシエストを
邪魔される
そんなおれさ
高知市薊野にある
塔
・・・・・・
ぼくの素敵なネコを
最高にワクワクさせたい
そんなぼくさ!
(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)
●末尾ルコ「溝口健二『山椒大夫』、「感傷」を一切用いずに心が掻き毟られるのはなぜか?
末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」
2016年8月3日に次の文章をアップした。
・・・・・・
末尾ルコ「溝口健二没後60年」であろうがなかろうが、日本人ならその偉大な作品を鑑賞すべし!
末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」
2016年は「溝口健二没後60年」ということでWOWOWでも7月に特集をやっていて、『西鶴一代女』『祇園囃子』『近松物語』などが放送されたけれど、わたしは実に久々に『山椒大夫』を鑑賞して、(・・・これは凄い!)と、もうずいぶん前に観て以来だから当時気付かなかった凄さを再認識、痛感し、同時に「怒り」も湧いてきた。
何に対する「怒り」かと言えば、
近年の「日本映画もどき」「時代劇もどき」に対する怒り
です。はい。
この話はまたじっくりするとして、一つ大いなる主張をしておこう。
「日本を愛するのであれば、溝口健二の代表作はすべて観るべきである!」
・・・・・・
『西鶴一代女』『祇園囃子』『近松物語』、そして『雨月物語』など、繰り返し鑑賞し、圧倒されているのだけれど、案外『山椒大夫』はずっと前に鑑賞したままだったので、この機会に観返したわけだ。
どこからどこまでも凄い。
田中絹代主演というイメージがあったけれど、実質的に「厨子王」の花柳善章が中心となっていて、新派のこの俳優の見事な演技を引き出している。
「安寿」は香川京子で、『近松物語』では溝口健二によって映画史に残る「女の姿」の造形を成しているこの女優が、『山椒大夫』の中では質素にして強靭な魂を持つ少女を演じており、「その死」のシーンは静謐にして、神秘的なまでの境地に達している。
当然ながら「感傷」を一切持ち込まず、しかし心が掻き毟られるこの圧倒的芸術作品を「日本人なのに観てない・知りもしない」ではそれこそ「国家的恥辱」だ。
もう一度言おう。
「日本を愛するのであれば、溝口健二の代表作はすべて観るべきである!」
●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!
![[ハート]](https://blog.ss-blog.jp/_images_e/80.gif)
★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!
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●末尾ルコ詩D「猫、ワクワク」篇。
「猫、ワクワク」
高知市薊野にある
塔
フィリップ・マーロウの
頭の回転の速さに感心しつつ、
あのナタリア・オシポワは
「二重関節」なのかしらと
あらためて
感心し、
しかし口内炎には少々苛立ち
近所の建築作業音に
シエスタあるいはシエストを
邪魔される
そんなおれさ
高知市薊野にある
塔
・・・・・・
ぼくの素敵なネコを
最高にワクワクさせたい
そんなぼくさ!
(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)
●末尾ルコ「溝口健二『山椒大夫』、「感傷」を一切用いずに心が掻き毟られるのはなぜか?
末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」
2016年8月3日に次の文章をアップした。
・・・・・・
末尾ルコ「溝口健二没後60年」であろうがなかろうが、日本人ならその偉大な作品を鑑賞すべし!
末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」
2016年は「溝口健二没後60年」ということでWOWOWでも7月に特集をやっていて、『西鶴一代女』『祇園囃子』『近松物語』などが放送されたけれど、わたしは実に久々に『山椒大夫』を鑑賞して、(・・・これは凄い!)と、もうずいぶん前に観て以来だから当時気付かなかった凄さを再認識、痛感し、同時に「怒り」も湧いてきた。
何に対する「怒り」かと言えば、
近年の「日本映画もどき」「時代劇もどき」に対する怒り
です。はい。
この話はまたじっくりするとして、一つ大いなる主張をしておこう。
「日本を愛するのであれば、溝口健二の代表作はすべて観るべきである!」
・・・・・・
『西鶴一代女』『祇園囃子』『近松物語』、そして『雨月物語』など、繰り返し鑑賞し、圧倒されているのだけれど、案外『山椒大夫』はずっと前に鑑賞したままだったので、この機会に観返したわけだ。
どこからどこまでも凄い。
田中絹代主演というイメージがあったけれど、実質的に「厨子王」の花柳善章が中心となっていて、新派のこの俳優の見事な演技を引き出している。
「安寿」は香川京子で、『近松物語』では溝口健二によって映画史に残る「女の姿」の造形を成しているこの女優が、『山椒大夫』の中では質素にして強靭な魂を持つ少女を演じており、「その死」のシーンは静謐にして、神秘的なまでの境地に達している。
当然ながら「感傷」を一切持ち込まず、しかし心が掻き毟られるこの圧倒的芸術作品を「日本人なのに観てない・知りもしない」ではそれこそ「国家的恥辱」だ。
もう一度言おう。
「日本を愛するのであれば、溝口健二の代表作はすべて観るべきである!」
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