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末尾ルコ詩D「猫、マローヤの蛇」篇。末尾ルコ「『乱歩ワールド大全』で江戸川乱歩を一気に復習!」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、マローヤの蛇」篇。

「猫、マローヤの蛇」

高知市薊野にある


マローヤの蛇は
蛇ではないのです
それはじゃあ
まだら色した紐かというと
そうではなくて
マローヤの蛇は
空に浮かぶもの
空をうねうねと這う
蠢くもの
それが
マローヤの蛇

高知市薊野にある


・・・・・・

ぼくの素敵なネコと
驚くような景観を
一緒に愉しみたいものさ!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「『乱歩ワールド大全』で江戸川乱歩を一気に復習!」

末尾ルコ「読書で知性と感性を鍛えるレッスン」

最近の少年少女は江戸川乱歩を読んでいるのだろうか。
わたしは小学生時代、まずジュブナイル版の乱歩を読み漁り、続いて文庫の大人向け乱歩も次々と読破。
小学時代にほぼすべての乱歩作品を読み尽したわけだが、これだけ幸福な読書期間は滅多にないくらいに今でも記憶している。
とにかくおもしろい、圧倒的におもしろい、小学生時代、もちろん他にもいろいろ読んでいたけれど、ワクワクドキドキウキウキは他の追随を許さなかった、少なくとも小学生のわたしには。

そんな江戸川乱歩。
今、「復習」するにはもってこいの書籍が

『乱歩ワールド大全』(野村宏平 洋泉社)

実に細かく乱歩の世界を分析・解析、しかしもちろん小難しい路線に走ることなく、「乱歩らしく」楽しい本に仕上がっている。
とりわけ「チンピラ別動隊」の名簿まで掲載されているのには敬服した。
「チンピラ別動隊」。
実はわたしも最近まで存在を忘れていたが、『乱歩ワールド大全』によれば、「少年探偵団」は基本的に「いいところの子どもさん」がメンバーになっており、「危険な任務には手を染めない」。
その分、「チンピラ別動隊」が危険なミッションに挑むのだそうだ。

ちなみにわたし、子どもの頃はより妖しい雰囲気の新潮文庫で乱歩の小説読むのが好きだった。
で、好きな「乱歩ワード」の一つが、

「猟奇の徒」

「猟奇の徒」ですって・・・うふふ。


●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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コメント 1

TBM

入手しました!
まだ読み始めたばかりですが、実にナイスな感触。
by TBM (2016-10-03 23:52) 

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