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末尾ルコ詩D「猫、元日」篇。末尾ルコ「ジャン・ルノワール監督の『ピクニック』、アンリエットの官能性溢れる表情の凄いこと!」。 [吉高由里子]

★「末尾ルコ 革命広場」/〈「言葉」による革命・「美」による革命〉[ハート]

★ 「言葉」で「あなた」はもっと強くなれる。
★ 「あなた」が強くなることで、「日本」はもっと強くなる。
高知から日本の隅々まで、末尾ルコ〈「言葉」による革命〉で、あなた自身があなたの住んでいる場所で「革命戦士の一人」に!

[スペード]現在実験的にブログをつついています。
? その一環としてブログテーマや順位は表示しておりません。

●末尾ルコ詩D「猫、元日」篇。

「猫、元日」

2017年の元日は
朝日も輝かで
雑煮ととろろ昆布が
昨夜の胃の疲れを慰撫した

・・・・・・

2007年元日も、
ぼくの素敵なネコ!!

(毎日、「末尾ルコ詩D」を書いてみましょう!わたしの創ったものを写すのではなく、ご自分で創ってみるのです)

●末尾ルコ「ジャン・ルノワール監督の『ピクニック』、アンリエットの官能性溢れる表情の凄いこと!」

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

かつて「よろめき」という言葉が日本人の一般的ボキャブラリーとして存在したが、今はほとんど使われていないだろう。
三島由紀夫の小説『美徳のよろめき』が大ヒットとなったことをきっかけに流行った「よろめき」という言葉。
かつての日本は三島由紀夫がベストセラーになっていたのだね。
「よろめき」。
三島の持っていたニュアンスとどのくらいの齟齬があったかはさて置いて、ジャン・ルノワール監督の『ピクニック』は「よろめき」の映画だ。
主人公のアンリエットには婚約者たる男性がいる。
しかもその男もピクニックに同行している。
ところがアナトールという名前の婚約者、外見がダサいだけでなく、実に愚鈍な人間なのだ。
そんなアンリエットに、田舎男の逞しさだけでなく、都会的な知性や言葉遣いを持ち合わせたアンリが近づく。
草むらでの睦み合い。
徐々に心身を預けてゆくアンリエット。
最初単なる「頭の悪そうな女」に見えたアンリエットが、アンリのキスを受ける前にはぞくぞくするような官能性を帯びた表情を見せる。

これは凄い映画表現だ。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

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