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●中井りんは貧乏生活を脱せられるか? [「言葉」による革命]

●中井りんは貧乏生活を脱せられるか?

末尾ルコ「格闘技で知性と感性を鍛えるレッスン」

日本の格闘技ファンの間では、2016年「RIZIN」を「よかった」と評価する意見が少なからずあり、

「よき消費者がよき商品を育てる」

という原則を鑑みれば、こうした甘い意見が多く寄せられる日本の格闘界が一気に沈没したことも頷ける話である。
しかしこれは格闘界に限ったことではなく、他の分野も日本の隅々にまで

「甘い消費者がお粗末な商品を蔓延らせる」

という状況が行き渡っている。

とは言え、2016年「RIZIN」のすべてが悪かったわけではなく、観どころのある試合も少なからずあった。

例えば「貧乏生活」をぶっちゃけた中井りんが村田夏南子と対戦したけれど、両者ともとても真面目に試合に取り組む姿が好感が持てた。
キャリアに勝る中井りんが順当に勝利したわけだが、やはり体形がなかなか不思議ですなあ。
見事にビルドアップされた上半身と、しっかり筋肉の付いたいささか短い脚。
RENAのスッとした体形とはずいぶんと違うし、UFCの女子ファイターにも中井りんのような体形はいない。
となれば中井りん、そのユニークな体形をキャラクターとして戦っていくというのはどうか?
その漫画のような体形、そう、子どもたちも大喜びの漫画のキャラクターとしての戦いをアピールするというのはどうか?

ともあれ、UFC JAPANではミーシャ・テイトとも判定までもつれ込んだ実績を持つ中井りん。
地道にMMAを続けているファイターはもっと報われるべきである。

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いっぷく

まあ、こういう話はアレですが、女性の「どうやって食ってんだろう」系の人(格闘家とか演奏者とかダンサーとか)は、「オヤジ」(ダンナやパトロンとも言う)なるスポンサーが支えているのかな、と勘ぐってしまいます。中井りんがそうだと断定するわけではなく、一般論ですけど。
まだ私が若い頃、ダンサーとちょっとご縁があったのですが、「オヤジ」の存在を隠そうとしなかったですね。それでいて、カタギの若い男と付き合おうなんて、何を考えているのかなと思いましたけど。
芸術にエンのない私は、演奏家とのご縁があったときも、すごく幻想をいだいたのですが、やはりそこには「ダンナ」の存在が見え隠れし、純な私はお付き合いに二の足を踏むと、向こうは本音か捨て台詞か、たぶん両方の意味があると思いますが、「結婚するならスポンサーになれる人」と言ってましたね。
まあ、一般人も、売春もどきのセフレをもったりすることはありますから、そんなことでいちいち幻滅を感じても詮無いことですが、男のブロレスの裏話とは少し違い、女性の「どうやって食ってんだろう」系の人の「真実」は、聞きたいような、聞きたくないような、複雑な思いもあります。
by いっぷく (2017-01-07 01:52) 

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