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●WBC壮行試合とか、必要?&今こそ主張しよう、「マイティ井上は、ミル・マスカラスよりおもしろい!」 [「言葉」による革命]

●WBC壮行試合とか、必要?&今こそ主張しよう、「マイティ井上は、ミル・マスカラスよりおもしろい!」

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

しかし「WBC壮行試合」って何ざんしょ?
WBCという大会自体が微妙な存在だということは、多少なりとも野球について知っている人なら分かっていると思うんですが、「壮行試合」までいかにも重要なスポーツイベントのように放送し、報道するとは。
ただでさえ、「オリンピックでメダルを取れそうな競技」なら、マイナーでも何でも大袈裟に扱う状況ができているけれど、これでは国民のただでさえ疎い国際感覚がどんどんズレまくりです。

という問題は折に触れ追究していきたいけれど、マイティ井上の試合を観ながらふと感じたわけです、わたし。

(マイティ井上の試合は、ミル・マスカラスのよりおもしろいんじゃないか?)

21世紀に何を言い出すのだ!という気もしないではないが、歴史の検証は常に重要です。

「千の顔を持つ男」ミル・マスカラス。
世界中どこへ行っても大スターというレスラーの一人でしたが、どうもわたしはノレなかった。
特に日本ではテーマ曲にした「スカイ・ハイ」がはまってしまい、もともと人気者だったのにそれがさらに爆発的に膨張。
プロレスにさほど詳しくないジャリどもが「フライング・クロス・チョップうううう~~!」とか叫びながら、人様にぶつかって来る社会状況だった。
けれどマスカラスの試合、味気なかったんだよな~。
だから今こそ硫黄、いや云おう!

「マイティ、あなたはマスカラスよりおもしろい!」と♪




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いっぷく

マスカラスは、いわゆるジョバーをやらないことで、自分自身のレスラーとしての可能性を広げられなかったですね。
「受け」をやらずに、自分の「攻め」だけをやっていたら、飽きられちゃいますよね。
ジャイアント馬場がシングルで戦わなかった理由も、そのへんにあるのではないかと思います。
マイティ井上は、額ギザギサにしてなんでもやりましたからね。しかもいちいち声を出してカラダ震わせて。
マスカラスがロスでやってたころは、「タイガーマスク」の最初の方で描かれていたような虎模様のマスクをかぶっていて、たしか日本には「悪魔仮面」と伝えられていたはずですが、とくに全日本ではヒール役はほとんどブッチャーがつとめていたので、完全なベビーフェイスになってしまいましたね。
それにしてもジャイアント馬場というのは、ビル・ロビンソンとか、ミル・マスカラスとか、いかにもプライドの高そうなガイジンを大切に長く使って、プロモーターとして優秀なんだなあと思います。あとは、猪木をサポートした新間のような懐刀がいればなあ、と惜しまれます。
by いっぷく (2017-03-06 02:17) 

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