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●ニック・ボックウィンクルの「趣味は油絵」は事実だったのか? [「言葉」による革命]

●ニック・ボックウィンクルの「趣味は油絵」は事実だったのか?

末尾ルコ「プロレスで知性と感性を鍛えるレッスン」

ニック・ボックウィンクルって、けっこう好きだったのです。
高知県民体育館で、生でも観たことあります。
確か『月刊プロレス』だったと思うが、来日前のニック・ボックウィンクルのプライベートショットの特集らしきカラーページをよく覚えていて、ボックウィンクル、油絵を描いていたのである。
プロレスラーとしては端正な容姿に相応しい行いに、わたしの期待は膨らんでいったのだが、「油絵」はやらせじゃないよね、『月刊プロレス』さん!
おっと、もうそんな雑誌は存在しないねえ。
しかし来日して試合を観て、ある意味ビックリ!
試合中、だいたい「やられっ放し」である。
それがいかに高度なパフォーマンスだったか、プロレスに「強さ」を求め続けていた子ども時代のわたしにはまだ理解できなかった。
(なにい~、AWA世界チャンピオン、弱いじゃねえかあ!!)
しかしそうは思いつつも、金髪を振り乱して相手の攻撃を受けるニック・ボックウィンクルの姿に子ども時代のわたしがある種の「美」を見出していたのは間違いない。


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いっぷく

ニックというと、「プロレス・イン・ハワイ」の音楽とともに全日本プロレスのイメージが強いのですが、もともと日本プロレスに来ていますし、国際プロレスにAWA世界タッグチャンピオンとしてレイ・スチーブンスと一緒に来た時は、2人とも金髪で、おおアメリカのチャンピオンだなあと憧れました。
ニックは最強タッグに何度か出ていますが、ランザとかブランゼルとかレイスとか急増コンビでしたから、できればこのコンビで見たかったですね。
村松友視氏は、ニックボックウインクルの綱渡り防衛は褒めていましたが、ハリー・レイスは同じ綱渡りでもNWAの政治的なものを感じると著書で書いてましたね。NWAのプロモーター間に「政治」があったのは事実ですが、レスラーの仕事という点では、地元のレスラーをたてて自分は防衛するという、どちらも同じことをやってるんですけどね。
ニックは、WWEを解雇後は保険の外務員になっているんですよね。日本のプロ野球選手にはよくある「第二の人生」ですが、元世界チャンピオンのレスラーとしてはめずらしいケースではないかと思います。ニックらしい選択だなあと思いますが、商売を始める元手はなかったんでしょうかね。

農夫の動画、見ました。
体つき、ネックハンギング、しょぼいピンフォール負け。
すべてザ・コンビクトそのものですね。
しかし、顔の隠れた囚人服コスチュームで「馬場より大きい」というだけで、恐怖を感じてしまうとは、私も情弱な子どもでした。
タイガーマスクがコンビクト戦のケガの影響で、その後の予選で振るわず第12回ワールドリーグの決勝に出られなかったことになっていますが、梶原一騎先生もとんだ眼鏡違いでしたね。
by いっぷく (2017-03-15 02:30) 

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