SSブログ

〈「言葉」による革命〉・・・●末尾ルコ「今、一番好きな女優、サラ・ガドン論、その美、話し方」その4。~あるいは極小の現代ハリウッド女優史。2018年2月7日 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ「今、一番好きな女優、サラ・ガドン論、その美、話し方」その4。~あるいは極小の現代ハリウッド女優史。

末尾ルコ「映画で知性と感性を鍛えるレッスン」

さて、ここではっきり書いておきますが、現在のハリウッド、女優たちは間違いなく、70年代以降では最も充実した人材が揃っています。
20代の若手を取ってみても、ジェニファー・ローレンス、エマ・ストーン、ブリー・ラーソン、アリシア・ヴィキャンデルと、ここ数年でアカデミー賞を獲得した女優だけでもズラリとこれだけいます。
しかも皆、いわゆる「一発屋」ではなくて、今後素晴らしい映画史を築いてくれそうな女優ばかり。
そして皆、「綺麗」です。
アメリカン・ニューシネマの影響などもあり、70年代辺りに活躍した女優は、「いい女優」はもちろん多くいるけれど、「綺麗」な女優は少ないですね。
もちろんフェミニズムの影響もあるでしょう。
「女性が綺麗とは何だ?それは歴史的に男が女に強制してきただけのものではないか?」という考えも一理はあると思うけれど、「それがすべて」ではありません。
伝統的に「女性美」と言われ続けているものは、「男性が女性に強制してきた」だけで片付けられるものではなく、もっと普遍的な「美」なのだと思います。

で、映画に「美」がなくて、どうする・・・なんですね。

●原稿依頼などは、気軽にサイドバーのアドレスへご連絡を!

nice!(9)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:アート

nice! 9

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0