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●「誰か(何か)に似ている」と言うのは、時に「暴力」と成り得る。 [「言葉」による革命]

●「誰か(何か)に似ている」と言うのは、時に「暴力」と成り得る。

末尾ルコ「人生の中の言葉で知性と感性を鍛えるレッスン」

「誰かを誰か(何か)に似ている」ということを、わたしはまず滅多に言わない。
心でそう思っても、それを口に出すことは滅多にない。
「誰か(何か)に似ている」という言い方は、それがかなり当を得ていようが、そうでなかろうが、言われた人にとって不快に思われる可能性が大きいからである。
例えば、「お父さん(お母さん)にそっくりですね~」などと軽々に口に出す人は多いが、確率的に、「子どもに似ている」と親が言われた時は喜ぶ場合が多いが、「親に似ている」と言われて、しかも思春期の時代に言われて喜ぶ子どもは滅多にいないと見る。
そうしたことに無神経なようではいけない。

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