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●ジャンヌ・モロー死去~不死の映画アイコンの監督作『ジャンヌ・モローの思春期』 [「言葉」による革命]

●ジャンヌ・モロー死去~不死の映画アイコンの監督作『ジャンヌ・モローの思春期』

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ジャンヌ・モローが死んだ。
89歳だった。
短い命ではなかった。が、わたしは100歳を超えて映画に出てくるジャンヌ・モローを夢想していた。
ジャンヌ・モロー89歳の死を「大往生」だと言うコメントを見かけた。
人の死を他人が勝手に「大往生」などと決めつけるな。
ジャンヌ・モローは2015年公開の映画にまで出演していた。
最盛期の主演映画は言うまでもなく、ルイ・マルの『死刑台のエレベーター』『恋人たち』、フランソワ・トリュフォーの『突然炎のごとく』の3本で、永遠の、不死の映画アイコンとなった。
そして監督作である『ジャンヌ・モローの思春期』もとても印象深い作品だ。

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コメント 2

carotte

ジャンヌ・モローさん、お年を召してからもジーパンにジャケット+じゃらじゃらのアクセサリーという素敵なファッションで、さすがだなと持ったことがあります。彼女の良さを最大限に引き出したのはルイ・マルじゃないかなと思います。「恋人たち」はルイ・マルへのプレゼントだったとジャンヌ・モローは言ったそうですが、むしろルイ・マルのジャンヌ・モローに対する愛情をひしひしと感じさせる映画でした。
by carotte (2017-08-04 12:50) 

hana2017

ジャンヌ・モローの死去は、新聞紙上で知りました。大した扱いではなくささやかな内容であったと思います。
ハリウッド映画に出演する誰もが知るスターでないと、その程度であるのは容易に想像できます。
我が国の新聞、テレビ、雑誌・・・全てが安易でわかりやすいものに飛びつく。またそれを執拗に繰り返す、非常にわかりやすい構図、流れのひとつであります。
ジャンヌ・モローの代表作「死刑台のエレベーター」「恋人たち」は観た記憶があるのですが。が監督作品として「ジャンヌ・モローの思春期」を撮っていたのは知りませんでした。
この度は私ごとに丁寧なコメントを下さって、ありがとうございました。
by hana2017 (2017-08-04 13:56) 

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