SSブログ

●格違いのギレルモ・デル・トロ『クリムゾン・ピーク』、その「痛み」がリアルなシーン。 [「言葉」による革命]

●格違いのギレルモ・デル・トロ『クリムゾン・ピーク』、その「痛み」がリアルなシーン。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

ギレルモ・デル・トロ監督の映画すべてが好きなわけではないが、『クリムゾン・ピーク』は格違いのおもしろさで一秒も退屈することなく全シーンに惹き付けられた。
もっとも「幽霊」の表現はどうなのかと感じはしたが。
画面の隅々まで溢れる返るゴシック感覚には、(ぜひこの監督に、エドガー・アラン・ポオの映画化を)と強く感じた。
まあ、ポオの映画化で現在大きな観客動員が期待できるとは思わないが。
この『クリムゾン・ピーク』でさえ、満足できる観客動員ではなかった。
ともあれ作品中の「強烈に痛みを感じさせる」シーンの表現には恐れ入った。

nice!(6)  コメント(0) 
共通テーマ:アート

nice! 6

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。