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●末尾ルコ偏愛、お薦め「恋愛映画」トップ5。~『ルートヴィヒ』、あまりに美しいロミー・シュナイダー、ヘルムート・バーガー。 [「言葉」による革命]

●末尾ルコ偏愛、お薦め「恋愛映画」トップ5。~『ルートヴィヒ』、あまりに美しいロミー・シュナイダー、ヘルムート・バーガー。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

それにしてもルキノ・ヴィスコンティ、よくぞロミー・シュナイダーとヘルムート・バーガーで『ルートヴィヒ』を撮ってくれたものである。
ルートヴィヒ2世以外何者でもないヘルムート・バーガー。
エリザベート本来の姿とはさほど似てないが、若き日から「シシー」を演じてきた不世出の大女優である。

『ルートヴィヒ』の中でこの二人が一緒に画面に映るシーンはさほど多くないだけに、すべてが人類の宝石だと言える。

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hana2018

「ルートヴィヒ」は、「ベニスに死す」と共に観た、ルキノ・ヴィスコンティ作品の中の数少ない一本。
ヘルムート・バーガーが日本でも映画ファンの中で人気のあった頃、彼の出演作は他にも観た記憶が。
映画「ルートヴィヒ」=ルートヴィヒ王の人生に、ヴィスコンティ監督、 ヘルムート・バーガーがどれほど共感を覚えたかは不明ながら、王の生まれたニンフェンブルク城。ドイツを代表する観光地のひとつとなった現在でさえ、雪深い山奥に建つノイシュヴァンシュタイン城、リンダーホーフ城・・・・と、どの宮殿も細部まで豪華な装飾に満ち満ちていました。そこにルートヴィヒ王の怪しいまでの耽美主義、美に魅せられた狂気も想像出来ました。
この映画の製作時には、そうした世界を描く、贅を尽くすだけの力があったと言う事なのでしょう。
現在では作ろうにも作れない芸術性に優れた、貴族による貴族の映画であったと思います。
by hana2018 (2018-04-10 22:19) 

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