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●映画『欲しがる女』はエロテなくて上等なサスペンス~マリナ・フォイスとジョセフィーヌ・ジャピの2女優に注目。 [「言葉」による革命]

●映画『欲しがる女』はエロテなくて上等なサスペンス~マリナ・フォイスとジョセフィーヌ・ジャピの2女優に注目。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

『欲しがる女』というフランス映画があって、WOWOWで放送された際には「エロまがい映画」のような扱いだったのだけど、どうしてどうして、観応え十分のサスペンス映画だった。
監督は、セバスチャン・マルニエ
主演は、マリナ・フォイス、そしてフランス映画界期待の20代前半の若手女優の一人であるジョセフィーヌ・ジャピが主人公の憎悪を受ける役として出演している。

6年ぶりに地元に帰ってきたコンスタンス(マリナ・フォイス)が以前の職場へ復帰しようとするが、自分のいたポストには若く抜群の容姿のオードリー(ジョセフィーヌ・ジャピ)が座っている。
で、コンスタンスはどうするか?
異常行動が始まるのだが、この女、もともとかなりサイコな野郎だったようだ。
そしてなぜかコンスタンス、やたらと肉体を鍛える。
それはまるで『ロッキー』のトレーニングシーンのように。

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