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●『ロイ・ビーン』の一途な「愛情」は報われたか? [「言葉」による革命]

●『ロイ・ビーン』の一途な「愛情」は報われたか?

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

映画としての、ジョン・ヒューストン『ロイ・ビーン』は、緩いと言えば、緩い。
しかしそれは心地よい緩さであり、本物が集って一つの作品を創造しているからこそ可能な大人の緩さだ。
いい意味での、「大人の余裕」と言い替えてもいいだろう。
ロイ・ビーンのリリー・ラングトリーに対する一途な「愛情」は、彼の死後に報われることになる。
その瞬間のエヴァ・ガードナーの表情を見よ。
そしてロイ・ビーンの娘を演じたジャクリーン・ビセットの瀟洒な佇まいだけでも見ものである。

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