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●この夏、本当に「感動」したい方におすすめ映画~『チョコレート・ドーナツ』その2 [「言葉」による革命]

●この夏、本当に「感動」したい方におすすめ映画~『チョコレート・ドーナツ』その2

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

映画『チョコレート・ドーナツ』で描かれるのは、社会的に「まともな人間と見做されていなかった」人たちの戦いである。
ゲイのショウパブ歌手のルディ、そのパートナーとなる検察官のポール、そして薬物中毒の母に育児放棄されるダウン症の子どもマルコ。

彼らはいずれも、「戦わざるを得ない状況」に追い込まれるのだが、その戦いはわたしたちに大きな勇気を与えてくれる。
その戦いがいかに困難で、「勝てない」確率が99%だったとしても。

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hana2018

アラン・カミングの名前は久しぶりに目にした気が、しかしそれって私自身が映画からしばらく遠ざかってしまっているからだけ。濃いルックスからイタリア男とばかり思い込んでおりましたが、意外にも寒冷地のスコットランド出身だったのですね。
「チョコレート・ドーナツ」の甘い作品名に反して、その境遇は決して甘くない。作品の背景がまだゲイや障害者に対して寛容でない時代であり、常識や通念から外れて生きる困難さは、これまでに製作された作品群にも数多く見られたものでしたが。RUKOさんお勧めとあっては、期待も大です。

前記事の火星移住計画は、火星大接近を控えての記事なのでしょうか。そうした真面目な内容に反して申し訳ないのですが・・・。真っ先に思い浮かんだ火星人が、ティム・バートン作品の「マーズ・アタック」。
友好的に迎えた地球の人々=アメリカ人に対して、カラフルでキッチュな見た目ながら、やたら好戦的でしかも強い火星人。大暴れする火星人相手に、おバカを楽しげに演じていたG・ニコルソン、G・クローズの二人が印象的でした。説教臭さがないところも好印象をもちました。
by hana2018 (2018-07-23 22:47) 

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