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●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『エンゼル・ハート』。 [「言葉」による革命]

●夏を少しでも涼しく納涼お薦め映画~『エンゼル・ハート』。

末尾ルコ「映画の話題で、知性と感性を鍛えるレッスン」

アラン・パーカー監督の『エンゼル・ハート』は、わたしが初鑑賞の際に(うわっ、こりゃ怖い!)と心底ビビった映画の一つである。
残虐シーンもあるにはあるが、スプラッターホラーのように連発されるわけでもなく、登場人物の絶叫シーンが乱打されるわけでもない。
しかしタイムズスクエアの雑踏の中、振り向こうとする男は誰なのか?
あのアパートメントの一室はなぜ赤く煌々と灯りがついているのか?
あの黒人夫人は誰の血を拭いているのか?
ハードボイルドノワールのぞくぞくする展開に身を委ねる快感と、そして何と言っても、ロバート・デ・ニーロ、美貌最盛期のミッキー・ローク、さらにシャーロット・ランプリングの共演こそ映画ファンにとって最高の愉悦である。

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hana2018

「エンゼル・ハート」・・・とくれば、ロバート・デ・ニーロ、まだ若かったですね。
同じく若く美貌最盛期(笑)であったミッキー・ローク、口角の上がった甘いマスクも、個人的には彼のどこがそれ程魅力的で、良かったのかいまだ疑問ながら。
監督アラン・パーカーの凝った映像と共に、幾つかのシーン、不気味な演出が印象に残る作品でした。
アラン・パーカーはその知名度ゆえもっと多作であると信じておりましたけれど、意外に寡作な監督でした。
ロバート・デ・ニーロ演じる悪魔、対してアル・パチーノも「ディアボロス」で悪魔を演じていましたが、RUKOさんでしたら当然、怖さ、重厚感もも当然、デ・ニーロが上と仰るのでしょう。

by hana2018 (2018-07-26 23:46) 

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